シンハラ語なんて勉強しても後々役に立たないじゃん。
滞在8日目
青年海外協力隊に応募する際、数ある要請の中から希望のものを選択します。
もちろん希望ですので、その通りにならないこともあります。
私はどこの国でも良かったので、使用する言語を見て希望を出しました。
要請の中には「活動言語」「生活言語」がそれぞれ書かれてあります。
「活動言語」は仕事で使用する言語。
基本的にこの「活動言語」を、日本での70日間の語学訓練で勉強します。
「生活言語」は日常生活で使用する言語です。
「生活言語」は現地に入ってからの約1ヶ月の語学訓練で勉強します。(間違っていたらすみません。)
皆さんであればどの言語を勉強したいですか?
私は英語です。
なぜなら帰国後も役に立つであろうからです。
ですので、第1希望は英語を使用するパプワニューギニアにしました。
しかし協力隊に合格し、合格通知が届いたとき、そこには「シンハラ語」という文字がありました。
シンハラ語なんて勉強しても後々役に立たないじゃん。
これが1番最初に思ったことです。
このことをたまたまご縁があったスリランカ派遣の協力隊のOBの方にお話しました。
そうすると、
「スリランカのシンハラ人にとって、シンハラ語という自分たちが大切にしている言葉を、日本人が話せることはとても嬉しいことだと思うよ。
そういう意味では、英語ではなく、シンハラ語を日本での語学訓練のときから勉強できることは大きいよね!
やっぱりその方が仲良くなるのは早いしね!」
そのとき、はっ!っとしました。
確かにその通りだと。
そしてもう1つ。
「シンハラ語は確かに帰国後役に立つ機会は少ないかもしれないけど、シンハラ語という言語を含め、その土地に根ざした文化、伝統などを理解しようと一生懸命取り組んだ2年間は、必ず帰国後役立つよ。」
スリランカの人を理解するためにシンハラ語を精一杯勉強した2年間こそが、後々の自分の役に立つのだということを教えていただきました。
覚えないといけない単語はまだまだたくさんあります。
数学だから専門用語もたくさんあります。
先生だから話せるだけではいけません。書けないと。
それらが不都合なくできるようになったとき、気づけば一回り大きくなれているんだろうなと期待して頑張ります!
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