新卒にだってできることはある!

青年海外協力隊(2017-1)の数学教育隊員としてスリランカへ!

授業見学!

滞在68日目
今日はカウンタパートと一緒に田舎の学校へ。
学校に行くと
「外国人が来たぞ!」
と覗きに来る子どもたちが可愛くて可愛くて。


カウンタパートの特別授業だったみたいで、12月にあるOレベルテスト対策の授業でした。
9:30から13:30まで行われ、休み時間は間に15分のみ。
一番眠たそうだったのは間違いなく私でした。
しっかり先生のほうを向いている子どもたちに感心です。
4時間て。生徒たちすごい。

2時間を過ぎた頃から疲れてきたんだろうなという子が少しずつ増えてきます。
こんなに数学を長いことされたらそうなるよなあと思いながら、私も睡魔と格闘です。

今日の授業は、中学校の図形領域の復習。
パワーポイントを使っての授業です。
こうやって資料を用意しているのは良いことですよね!
しかも結構な量だったので、大変だったと思います。

しかし、鋭角、鈍角、直角などの確認から、同位角、対頂角や、多角形の内角の和など、詰め込み放題です。
日本の中学校3年間で習う図形の性質や角度について全てやったんじゃないかと思うくらい、全部説明していきます。

一通り復習したら、問題を前に映しながら生徒と一緒に解いていきます。

例えばこういう問題。

よく出てくる問題ですが、、、

「角Aと角Bと角Cを足すといくらですか?」
「180!」

「じゃあ角Bと角Cの和はいくらですか?」
「140!」

「じゃあ●+×はいくらですか?」
「70!」(数人)

「じゃあXはいくらですか?」
「110!」

「どうですか?難しくないでしょ?」

いやいや笑
やり方言うてるからやん笑
反応見てると、この子たちの6割は1人では解けないかなと感じました。

全部の問題をこの形で進めていきます。
この質問しながら進めていく授業が、生徒参加型の授業で、良い授業だとされているんじゃなかろうかと予想しています。
まだあまりスリランカの先生の授業を見たことがないので、まだまだ情報収集が必要ですが。

授業後は生徒全員私のところに来て、1人ずつ土下座の格好で挨拶をしてくれました。
尊敬の念を込めてという意味と先生の知識を分けてもらおうという意味だった気がします。

スリランカの先生や年上を敬う文化は素晴らしいと思います。
自分自身も見習わないといけません。



あと、以前から薄々感じていましたが、たぶん私はなめられています。
22歳のガキンチョでしょと。

スリランカでは大学に少し問題があり、27、28歳くらいでようやく大学を卒業でき、そこから教員になれるみたいです。
実際学校でも若い人はほぼみたことありません。
確かにそれなら22歳なんて子どもですよね。笑

とりあえずは授業したり、見たりしながら情報収集や関係づくりに努め、半年は我慢かなと思っています。
新卒の壁ですね。笑
負けじと頑張ります。

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