新卒にだってできることはある!

青年海外協力隊(2017-1)の数学教育隊員としてスリランカへ!

うるさい校長先生。

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滞在122日目

「10月のまとめ」を読み直したら、少し分かりにくかったので少し補足を。

いろんな学校に行き、先生や生徒の様子、学校の雰囲気など、いろいろと見る中で私はこんな風に感じました。

教材集作っても、使ってもらえなさそうだなー。
俺が授業しても、別に先生たちが見にくるわけでもないし、意味ないなー。

ということで、教材集は作りたくないですし、授業も最低限しかしたくありません。笑

 

だがしかし、ここが問題なんです。
カウンタパートからの主な要望は以下の3つです。
・数学離れの進む子どもたちに対して、アクティビティ教材を用いた授業をボランティアが直接することで、数学の楽しさを伝えてほしい。
・教材集を作ってほしい。
・先生たち(特に教員免許がない人)への助言や補助。

私が新卒だからか、特に上の2つの要望が強い気がします。
カウンタパートからの上2つの要望は、私は今の状況ではやる必要がないと思っています。

協力隊の二次面接を思い出しますね。
「カウンタパートと意見が対立したらどうしますか?」

どうしましょうね。笑
少しずつアクションを起こしてみようと思います。


ではでは、今日の活動の話です!
今日も2つの学校に行ってきました。
1つは以前会ったいい感じの先生がいる学校で、もう1つはその近くにある学校で初めての訪問です。

1つ目の学校では、授業見学の後、
「何かミスはありましたか?」
と初めてスリランカの先生から聞かれました!!

おー!!!!
私から何か言おうかなと思っていたところに、まさかの向こうからの質問!!

とりあえず良いところを褒めて、そのあとに
「こういう教え方もありますよ」
「ここはこうしたほうがいいですよ」
と言うと、笑顔で聞いてくれました!!

おー!!!!
そんな先生もいるんや!!!!

ただ、
「ここはこうだったから」
「時間がなかったから」
などと、さすがにそれは言い訳かなーと思うことも言われましたが。
まあでも向こうから聞いてくれたのは嬉しかったです!!!

そして2つ目の学校です。
遅くなりました、タイトルのうるさい校長先生です。

「おれはにほんのことはなんでもしっているんだ!さしみわさびさけだろ!さしみはさかなをなまでたべるんだろ!さけってのはちいさいかっぷをつかってのむよな!あれはおいしかったよ!ころんぼでのんだんだ!・・・・・・・・・・・(つづく)」

あ、この人うるせえな。

日本人が来てくれたことが嬉しいのか、ただ自分の知識を他の先生にひけらかしたいだけなのか。
何となく後者な気がするんですよね。
スリランカに来たばかりの私なら前者だと思ったと思いますが。

しかし、
「子どもに数学を教えるの?」
という問いに
「子どもに数学を教えるというよりは、先生たちのお手伝いがしたいんです。日本の教え方を共有したりしながら。」
というと、
「じゃあ、うちの先生の授業を見てみないといけないね。明日またおいで!」

あれ、今までで一番理解してくれた人だ。笑
おまえみたいな若造になにができるという顔を少しもせず、受け入れてくれました。

まあそのあとも紅茶はいらないって言ってんのに、紅茶を飲め飲めと。
売店みたいなとこで、
「この先生に紅茶を1つ、あ、僕はいらないよ!」
おまえは飲まへんのかい!!!
「きみのじもとはどこなんだい!おかやまかー。しってるぞ!とうきょうひろしまながさきまかせろおれはにほんのことはなんでもしってるんだ!あんぱーらのじょせいはどうだ!けっこんしてすりらんかにすめよ!・・・・・・・・・・・・・・・・(つづく)」

 

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すりらんかまじさいこー。

 

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