新卒にだってできることはある!

青年海外協力隊(2017-1)の数学教育隊員としてスリランカへ!

日本の小学生から質問が届く。

滞在154日目

 

今日は、今までの活動内容、授業の問題点、改善策などを書いた活動報告書を作成していました。

日本語で書いて、英語に翻訳して、次はシンハラ語に翻訳です。

見てください。

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全6ページあるので、なかなか道のりは長いです。

なんやねん。

くるくるしやがって。

そしてかなり間違っているはずです。笑

 

英語は翻訳していて楽しかった。

シンハラ語への翻訳は楽しくない。

楽しいと思えるほどのシンハラ語の力がないせいですね。

 

書いて意味はあるのだろうか?

 

いやきっと

「おー!よくシンハラ語でこんなに書いたなー!」

と言ってくれるだろう。

 

これはシンハラ語の勉強で、ついでに報告書を作っているんだ!

 

そう思いながら翻訳作業をしていました。

 

そんなことはさておき、タイトルのお話ですね。

以前、日本の小学校の先生からスリランカの子どもたちの暮らしをビデオ・写真に撮って送ってくれ!とお願いがありました!

私がいくつか撮って送ったものを、日本の小学生に見せたそうです。

 

日本の子どもたちは、スリランカの子どもたちの暮らしに大変興味が湧いたみたいで、たくさんの質問をくれました。

それが何とも素晴らしくて。

ははー!そこに注目するか!というね。

 

ということでメールで送ってくれたその質問内容を紹介します。

お願いしますの文章も送ってくれました!!

許可は頂いています。

 

 

 こんにちは。わたしたちは、〇〇小学校の3年生です。

ビデオを送ってくださってありがとうございました。

〇〇小学校とスリランカの小学校とは差があるのかと思いました。

夏でも冬でも半袖なんだなと思いました。スリランカの小学生の人数が

多くてびっくりしました。〇〇小学校の3年生は先生を含めても6人です。

他にもたくさん聞きたいことがあるのでいくつか質問をしたいです。

よろしくお願いします。 

 

(生活)

・何をたべているのか。おかず はどんなものがあるのか。

・スリランカで人気の食べ物は何か。

・「いただきます」はどうしているのか。

・ご飯はなぜ手で食べているのか。

・スリランカにお団子はあるのか。

 

(言葉)

・「おはよう」はなんていうのか。

 

(学校・友だち)

・ビデオで押し合いをしているのは何をしているのか。何をして遊んでいるのか。

・全校で何人いるのか。

・どうして制服なのか。

・教室はいくつあるのか。

・小学校は何年生まであるのか。

・校区は広いか。

・宿題はあるのか。

・一日の時間の流れはどうなっているのか。(学校の始まる時間から終わる時間 、帰ってから)

・どんな種類の教科があるのか。

・神様は何か。(教室の)

・どうして教室には窓ガラスがないのか。

・なぜピアスがついているのか。みんなついているのか。

・なぜ女の子は白い靴で男の子は黒い靴なのか。

 

 

いくつか気になったところをピックアップしますね!

 

まず最初の文章から

「夏でも冬でも半袖なんだなと思いました。」

 

ははー!日本では四季が当たり前ですもんね!

スリランカは年中夏なんです。笑

 

Q.  ご飯はなぜ手で食べているのか。

 

素晴らしい質問!

確かに不思議でたまりませんよね。

 

A.  食べると危険なもの(骨など)が入っていないか、口に入れて熱くないか、こういったことを事前に手で確認するため。

(あとはスリランカのコメはパラパラしているので手が楽チンというのもあると思います。)

 

Q.  なぜピアスがついているのか。みんなついているのか

 

よく見ていますねー!!

大変素晴らしい!!

確かに日本の学校でピアスをつけていたら外しなさい!と怒られますもんね。

 

A.  ピアスをつけているのは女の子だけ。

女の子がピアスをつけるのは、当たり前(伝統?)だからだそうです。

生まれて数ヶ月の間にピアスを開けるのだとか。

(もしかしたらお守り的な意味とかもあるのかも)

 

訓練所でスリランカの先生から聞いた話では、女の子は初めて生理を迎えたらこのピアスを外すか新しいのに交換(すみません曖昧です)するらしいです。

そして大人の身体になったと親戚やら近所の人やらでお祝いするらしいです。

 

Q.  小学校は何年生まであるのか。

 

小学校は6年生までというのが当たり前だと思い込まず、何年生までか聞いてくるあたり、脱帽です。

 

A.  スリランカは5年生までです。

 

スリランカでは、小学校5年生で行われる奨学金試験に合格するかしないかで、今後の進路が大きく変わります。

合格すればお金が支給され、遠くにある良い学校に入学することができます。

当然、そういう学校は先生の数も足りていますし、設備も他の学校より整っています。

大学に行くためには、まずこの関門を突破する必要があるみたいです。

 

いくつか気になったものを選んで、回答しました。

もちろん日本の小学生への返信は、生理がどうのこうのとか、奨学金がとか、そんなことは書いていません。

 

今回は、スリランカの子どもたちの様子を送るだけだったので、今度はこちらからもいろいろ質問できればいいなーと思います!

 

ではでは。

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