新卒にだってできることはある!

青年海外協力隊(2017-1)の数学教育隊員としてスリランカへ!

今後の活動計画。

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滞在194日目

新学期が1月2日から始まり、ようやく一つの学校に絞って活動を開始し始めました。

この学校の数学の先生が今はカウンターパートのようなものです。

 

これから残り1年半の期間で行いことは

・板書改善

・生徒主体の授業への移行

の2つです。

 

 

板書改善について

ずっと前に撮った板書がこんな感じです。

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まずこんな小さいホワイトボードじゃなくて、後ろの大きい黒板使えよと思ってしまいますが。

 

S=12/2{2×67+(12-1)-2}

  =6{134+(-22)}

 

この部分とか明らかに良くない板書です。

本当は上の式の「-2」を「(-2)」と書いて、掛け算であることを示さなければなりません。

 

他にも、書いて消して書いて消しての繰り返しなので、授業の流れが分かりにくいなどの問題点もあります。

 

ということで、まずは板書改善から取り組んでみようと思います!

最初の1,2ヶ月で、絞ったモデル校の数学の先生に色々板書の仕方を考えてもらって、この数学の先生には良い板書ができるようになってもらいます。

 

そのあと、この先生と一緒に他校の先生対象にワークショップを開いて、板書の方法を他の人にも広げられたらと考えています。

 

とりあえず少しアドバイスしてみて、授業終わりの板書がこちらです。

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たぶん授業終わりに黒板全面が埋まっている板書を初めてみました。笑

図形の周の長さを求める問題なんですが、これをやっているのが中学校2年生であることは一旦置いておきましょう。笑

 

アドバイスした内容は、

・左から書いて

・生徒に答えを板書させてみて

・生徒の答えは消さないで

の3つです。

なぜそうするのかも説明すると、その通りだ!と納得もしてくれていました。

 

今の段階では、22歳の私の意見を受け入れてくれただけで十分です!

板書についても授業構成についても言いたいことはたくさんありますが、少しずつ進めていきます。

 

生徒主体の授業への移行について

 

アンパーラで行われている授業は、教師主体の授業です。

生徒はただ先生の説明を聞き、板書をノートに写し、練習問題をするという感じです。

もちろん単元によってはそうなる場合もあると思いますが、生徒から意見を引き出したり、生徒同士で意見交換したり、という授業はあまりみたことがありません。

 

そういえば、駒ヶ根訓練前の理数教育隊員対象の技術補完研修でのテーマも生徒主体の授業でした。

しかし、生徒主体の授業って結構ハードルが高い気がします。

 

生徒主体の授業は、たくさんいる生徒全員が主体となるので、教師は彼らに自由に考えさせながらも、しっかりコントロールしてまとめにもっていかないといけません。

 

すごい難しいけど、ぜひチャレンジしたい内容です。

これは活動の後半にやってみたいと思います。

 

今日は週明け眠い目をこすりながら1時間かけてモデル校に行ったのに、数学の先生がお休みでした。

先週の金曜日に、月曜日また会いましょうって言ってたのに。

 

気を取り直してまた明日ですね!

 

 

 

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