新卒にだってできることはある!

青年海外協力隊(2017-1)の数学教育隊員としてスリランカへ!

イライラしたんでモデル校変えました。

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滞在203日目

ヤーラ国立公園で藤本さんが撮ってくれた写真をこんな使い方してすみません。笑

でも私の感情にぴったりでした。

 

タイトルの通り、モデル校変えました。

 

 

新学期が始まってから約2週間、1つの学校に絞って、数学の先生にいろいろ指導していました。

 

ただ、2週間もその学校にいると、良くないところがガンガン見えてきます。

 

授業の時間にも関わらず、授業をせずに外で話をしている先生たち。

授業がないから外で遊んでいる生徒たち。

あまり学校に来ていない校長先生。

机に座って授業をしている先生。

やる気のなさすぎる板書。

などなど。

 

数学の先生だけでなく、ほとんどの先生がちゃんと授業をしていません。

 

ここはスリランカ

最初はあまり何も言いませんでした。

 

だんだんと、

「子どもたちが待っているから授業に行こう。」

「あの先生は今日なんで来ていないの?」

「先生が来ないと子どもたちがかわいそうだよ。」

 

と主に数学の先生に言っていました。

 

とある日、

 

授業が終わって、次の教室に案内してくれているのかと思いきや、職員室に連れて行かれます。

 

2階の教室から職員室に行く途中、

「先生!次は僕たちの教室だよ!2階だよ!来てきて!」

「そっか!分かった!!」

私を案内する数学の先生にも聞こえていたはずです。

しかし、1階へと降りていきます。

 

なぜだろう。

 

子どもたちは職員室の前まで来て私に、

「先生、次は僕たちの授業だよ?」

「んー、ちょっと待っててね。」

 

職員室には数人の先生たちが集まり、遠足の話が始まりました。

私も一緒に連れて行こうということで、私もその場に呼んでくれたんだと思います。

 

「あれ、授業は?」

「遠足の話をしよう!」

 

ぷつーん。

今までは我慢していましたが限界です。

 

待って待ってという先生の言葉を無視して、職員室を後にしました。

 

子どもたちとお話ししていると、 気づいたら先生たちは職員室を出て、校庭でお喋りをしています。

 

あー、この学校はもうダメだ。

 

帰りました。

 

数学の先生が、帰ろうとしている私を見つけました。

 

「どこ行くの?食堂に行くのかい?」

私は

「帰る。じゃーね。」

 

イライラしすぎて、何も言う気になりませんでした。

 

次の日、またその次の日と、数学の先生から電話がありました。

 

でも出ませんでした。

 

もう二度と話したくなかったので。

 

生徒が勉強する時間を平気で奪う先生たちがどうしても許せませんでした。

 

日本みたいに定時を過ぎても働けなんて思いません。

定時きっかりでいいから、その時間内は一生懸命働いてほしかったんです。

 

じゃあ、私が怒って帰ったら子どもたちの授業時間が確保されるようになるかというと、そんなことはありません。

 

声を荒げてでもしっかり先生たちに伝えるべきだったのかもしれません。

 

今思えば、もっと何か出来たんじゃないかと思います。

 

 

まあこういうことがあって、モデル校を変えることにしました。

 

新しい学校は、タウン近くの大きい学校です。

 

パッと見た感じ、先生たちがよく働いているところだったので、ここでまた活動を進めていこうと思います。

 

あとは来月あたりに、アンパーラ以外の地域の学校の様子と、以前数学教育でシニアボランティアの方がいた教員養成校にも見に行ってみようと思います。

 

任地変更も視野にいれながら。 

 

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