別にハサミがなくたっていいんだよ。
滞在197日目
今日のオンライン英会話の先生がとても美人で、しかも優しくて笑顔も可愛くて、危うくたった25分の授業で好きになってしまうところでした。
いつか絶対セルビアに行こ。
英語自体は、もごもごしながらもなんとなく文章にして話せるようになってきました。
スラスラ話すことはできませんが、少しずつ伸びている気はします。
では、中身に。
水曜日はオフィスデーだったので、火曜日ぶりの学校でした。
月曜、火曜とお休みだった数学の先生が今日は来ていました。
どうやら体調を崩していたようで、今も全快ではないと言っていますが、日本でいう元気というやつでした。
今日もいろんな授業を見学しましたが、その中の一つの扇型の授業。
まずは円を切り取りとるために、
ハサミを持っていない子どもたちは、
まずノートにコンパスで円を書きます。
次に円の中心にコンパスの鉛筆部分を置いて、針で円をなぞります。
針でなぞることで、切り取りやすくしているんですね。
そのあと分度器を使って、切っていきます。
なるほどー。
そうやって円を切るのかー。
ハサミ買えよ。
と思ったのですが、どうなんでしょう。
お金の問題もあるのかもしれませんが、コンパスも分度器もペンも持っているこの子は買えそうですけどね。笑
そのあと、円を折って扇型を作り、もう一度広げて円の中に折り目によってできた扇型が何個かあるか、扇型の角度はいくらか、みたいな内容です。
これをやっているのが10年生だから日本でいう中学校3年生。
んー、できればもう少し前の学年でやりたい。
日本の教科書を見てみると、中学校1年生の教科書の円錐の側面積で扱われていました。
あと、他の授業では積極的に授業の補佐をしてみました。
ほぼ問題演習だったので、生徒のノートをみながら、必要であれば指導をしました。
そうすると、掛け算どころか、足し算ができない生徒がいました。
この子は中学校2年生です。
「3×6はいくつ?」
「分かりません。」
「3×6ってのは、3個のグループが6つあることなんだ。これを数えてみて!」
◯◯◯ ◯◯◯ ◯◯◯ ◯◯◯ ◯◯◯ ◯◯◯
「16?」
(ん、聞き間違いかな。)
「いくつかな?」
「16」
おっと、どうしよう。
「よし、じゃあ一緒に数えよう!」
「1・2・3・・・・17・18!」
「じゃあ次は18+1だから、答えはどうなる?」
「29?」
おっと、足し算も厳しいか。
という感じでした。
足し算、掛け算などの四則演算が厳しいとなると、たぶんこの子は数学の授業はいつも板書を写しているだけになってしまっているんでしょうね。
小学校のときはどうだったんだろう。
ちゃんと先生は算数を教えていたのかな。
それとも学校に来れない事情があったのかな。
なんにせよ、足し算、引き算、掛け算、割り算ができないと、普段の生活をする上で苦労するのは間違いありません。
何かサポートができたらいいけど。
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