百マス計算導入の準備。
滞在278日目
3月26日から30日までテスト週間で学校での仕事なし。
4月2日から6日までテスト返却その他諸々で学校での仕事なし。
4月7日から20日まで正月休みで学校での仕事なし。
学校早く始まってくれ。笑
私もこの休みの期間に、コロンボに上がって美味しいものたくさん食べようかなと考えていましたが、バス移動10時間を考えるとちょっとやめときます。
日本の長距離バスとは大違いですからね。
10時間乗るたびに、もう二度とバスに乗るかと思わされます。
では本題に。
先週と変わらず2学期に向けての準備をオフィスで進めています。
2学期からは、先生に対する板書の指導に加えて、百マス計算も導入しようと考えています。
以前もブログで書きましたが、Grade6,7(日本の小学校5、6年相当)の子どもたちでも、四則演算が遅い、正確でない、指を使って計算するという問題があります。
これは早く解決しなければならない問題です。
数学は積み重ねの教科なので。
百マス計算を上手い具合に導入するためには以下の条件が必要でした。
・先生の準備が大変じゃない。
・時間がかからない。
百マス計算の成果はやっていくうちに見えてくると思うので、長くやらせれば百マス計算の良さを生徒も先生も実感してくれるはずです。
ですので、とにかくやらせ続けるにはどうすればいいかが問題です。
私が百マス計算のプリントを作成して先生に渡しても、それを人数分印刷する作業なんかは面倒です。印刷機がない学校もありますしね。
時間がかからないという条件も非常に大事です。
1コマ40分しか授業時間はないですからね。
以前Grade6の生徒に対して一度試しにやってみたことがありますが、失敗に終わったことがあります。
自分でノートにマスを書かせ、数字を入れさせましたが、まずこの作業に驚くほどの時間がかかりました。
これは自分でもナンセンスだったなーと反省です。
なんか良い方法がないかなーと考えていたところ、良い方法が飛び込んできました。
小学校隊員の方が、百ます計算の良い導入方法を教えてくれました!
彼は、マス目が大きく、マスが10×15のノートを使っているみたいです。
1冊40ルピー(30円くらい)。
これを生徒に買わせて、やらせているみたいです。
そんなノートが売っていたとは。
これなら、先生が準備するものは一切ないので続きそうな気がします。
こういう百マス計算ってのはどうだ!とカウンターパートに話してみたところ、
「え、百マス計算てのは前からあるよ?」
「はふ?」
ロッカーから百マス計算やらなんやらが載っている本を取り出し、ほらと見せてくれました。
「これ学校でやっている?」
と聞くと、
「いや、あまりやってないねー。」
だと思った。
カウンターパートに聞いても、やっぱり準備が面倒というのが原因みたいです。
その百マス計算が載っている本を持っていても、それを印刷する、あるいは生徒に百マス書かせるというところでいろいろと面倒になるみたいです。
「じゃあこのノートを使った方法はどう?これ40ルピーだけどそれだったら子どもたち買える?」
「ああ、これなら簡単だしいいね!40ルピーなら子どもたちも買えるよ!」
いけそうです。
あとは、もう1人の数学アドバイザーを口説いて、百マス計算の導入に協力してもらう必要があります。
さあ上手くいくのかどうか。
できれば小学校にも広めたい。
さあ早く学校始まれ。
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