新卒にだってできることはある!

青年海外協力隊(2017-1)の数学教育隊員としてスリランカへ!

体育教員のワークショップ&サッカー大会に参加してきました。

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滞在250日目

先月の話ですが、ポロンナルワという街で体育教員のワークショップとサッカー大会が2日間に渡って開かれたので、それのお手伝いに行ってきました。

そのときの様子をお伝えします。

 

 

主催はポロンナルワ教育事務所。

サポートを短期隊員の松川さんと、同じく短期隊員で来ている関西学院大学の3人。

さらにそのサポートにスリランカ各地からサッカー隊員、体育隊員などの方が駆けつけました。

私も一応サッカー経験者なので審判などのサポートに。

 

2日間を通してのテーマは「健全育成」です。

・運動機会をつくる大切さ(必要性)

スポーツマンシップを心がける

といったことを現地教員や生徒に伝えることを目的として進めていました。

 

いろいろと工夫も施されていました。

 

会場は、当初とても綺麗なグラウンドを持っている学校で行う予定だったようですが、ゴールポストのないようなごく普通の学校で実施することにしたようです。

綺麗なグラウンドを持っていない自分たちの学校でもサッカーの練習ができると感じ、これをきっかけに自分たちで練習してほしい、との思いがあったようです。

 

また、初日に現地体育教員へのワークショップ、2日目にサッカー大会を設け、現地体育教員が初日のワークショップで学んだことを、すぐ2日目のサッカー大会で実践できるようにしていました。

 

では、初日の体育教員のワークショップについて。

残念ながら私は移動の関係で大遅刻したので、途中からしか見れませんでした。

ですのでその部分だけ。

 

大体現地教員5,6人、日本人ボランティアが数名のグループを作り、話し合いを行っていました。

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「健全育成」について話し合いを行い、意見交換を行います。

そのあと、「明日から何ができるか」について話し合いを行い、ワークショップ以降具体的に行動が起こせるようにしていきます。

 

熱心に話し合いをしている人もいれば、ただ配られた紙の項目を埋めていこうとしている人もいました。

松川さん、学生の3人がそれぞれのグループを回りながら、うまくフォローに回っていました。

 

最後に各グループが意見を発表していきましたが、あまりシンハラ語が理解できず、何を言っているかわかりませんでした。

すみません。笑

 

話し合いのあとは、学生から翌日の大会について。

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翌日のサッカー大会では、グリーンカードを使用するのでその目的などを説明しています。

グリーンカードとは、試合中の良くない行為に対して出されるレッドカード、イエローカードとは違って、フェアプレーなどの良いプレーに出されます。

特に子どもの健全育成を目的として、日本でも小さい子どもたちの試合で使われているみたいです。

 

そして2日目のサッカー大会。

現地の教員と一緒に運営していきます。f:id:harady:20180312221143j:image

 

環境隊員の方から、ゴミを拾うことの必要性などの説明があり、まずはグラウンドのゴミ拾いから。

子どもたち、現地教員、日本人ボランティアみんなで一生懸命ゴミ拾いをします。

なんか輪投げをしている教員もいましたが。

 

現地教員から子どもたちにグリーンカードの説明もし、いよいよ試合開始です。

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試合は白熱。応援も白熱。

サッカーをしていた学生時代を思い出しました。

 

そして肝心のワークショップで学習したことが実践されていたかというと、ところどころで出ていました。

 

一生懸命応援する教員、生徒にサポートやアドバイスをする教員など、ワークショップの意味があったと感じる瞬間がいくつもありました。

 

私はまだワークショップを開いたことがなく、いつか数学教員向けに開きたいと思っていたので、大変参考になりました。

 

ただ、言語も文化も違う人間相手にワークショップを開くことはとてつもなく大変だと感じたので、そう何回も開けるものではないですね、、、笑

  

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