桃太郎話してみました。Part2
滞在76日目
どうも、おかやま国際協力大使の原田陽輔です。
桃太郎の話は最後で、とりあえず授業見学の話を。
巡回は5校目くらいかな。
昨日誘ってもらった学校に行って来ました!
今日見学したのは
Grade10の等差数列の和
Grade9の数の種類
今日の授業は、途上国の授業と言われてパッとイメージするような授業でした。
せっかくの問題も、先生が黒板で解き、それを生徒が写すというやつです。
写し終わったら、友達とおしゃべり。
んー、これではなかなか数学の楽しさはわからないし、何より1人で問題が解けないだろうな。
先生の板書です。見にくくてすみません。
Sn=n/2{2a+(n-1)d}
S=12/2{2×67+(12-1)-2}
S=6{134+(-22)}
おかしいですよね、真ん中の式。
最後の-2に( )をつけて掛け算にしないとけないところを、つけていないので引き算になってしまっています。
式は引き算ですが、実際には掛け算がされています。
んー、これは修正しないといけないですね。
ただ、先生は25歳だったので経験も浅いし、私の意見に耳を傾けてくれるかも。
後々、一緒に子どもたちの数学レベルを向上させようと話がもっていけたらいいな。
昼食後、小学生が縄跳びをしていたので、貸してごらんと二重跳びをしたら一瞬で人気者になりました!
「先生、どこから来たの?」
「先生の名前は?」
「名前これに書いて!」
子どもたちに囲まれて質問攻めです。笑
「じゃあ教室でやろうか!」
「行こう!!!!こっちこっち!!」
ということで、急遽日本語の授業です。
先生から
「日本の歌か物語か教えてあげてください!」
とのリクエストがあったので、
「じゃあ歌を歌おうか!」
ということで、
「糸」を歌いました。
縦の糸はスリランカ、横の糸は日本て感じで素敵かなと思いましたが、日本語歌詞の意味を説明していると子どもたちの表情が曇って来たので、これは反省です。
もっとポップな、体を動かしたりする歌がよかったかなと。
「幸せなら手を叩こう」とかにしておけば良かったですかね。
反省です。
「じゃあ次は私の地元のお話をします!」
きました「桃太郎」登場です。
私がホワイトボードにかいた絵はこちらです。
あ、これはこの場面だなと察してください。笑
「とても昔、おじいさんとおばあさんがいました。」
「おじいさんは山に仕事に、おばあさんは川で洗濯をしていました。」
「そのとき、上流から、、、」
(この子たちは桃をしっているんだろうか?)
「先生、この子たちはピーチを知っていますか?」
「あー、知らないわね。私はわかるけど。」
「なるほど。分かりました。」
「なんと上流からアップルが流れて来ました!!」
「おー」
「おばあさんはこのアップルを家に持って帰り、おじいさんと相談して切ってみることにしました。」
「すると中から赤ちゃんが出て来ましたー!!」
「😐😐😐😐😐」
(はい、きたこのよくない流れ。)
「この子はアップルから生まれて来たので、、、」
「アップルマハッタヤーと名付けられました!」
「😐😐😐😐😐」
後々考えると、マハッタヤーというのはシンハラ語で成人男性「~さん」という意味で使われる言葉なので、「太郎」には対応していないことに気づきました。
シンハラ語をやっている人は、何となくアップルマハッタヤーと言いたくなるのが分かるんじゃないでしょうか。笑
でもこれは反省です。笑
その後の話は割愛します。
絵を見てください。笑
シンハラ語で書いてあるところは
「きびだんご」
と書いてあります。笑
今回も反応はイマイチでしたね。
反省点は以下の二つ。
1.私のシンハラ語が下手くそなため、しっかりと意味が伝わっていない。
2.そもそも桃を知らない。
解決策を考えます。
1.しっかりとシンハラ語を勉強する。
2.桃太郎を話すのをやめる。
桃を知らないという衝撃的な事実が発覚しました。
よって今後は桃太郎を話さない、あるいはアップルマハッタヤーでお送りするしかなくなりました。
岡山県知事すみません。
スリランカで桃太郎の普及は無理です。笑
桃太郎を聞いてくれた子どもたち。
彼らに救われます。
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