固定化された美しいという概念。
滞在519日目
こんにちは!原田です!(@hara_223)
皆さん見ましたか!!
miwaさんのショートカット!!
miwaさんと言えば長い髪がトレードマークでしたが、ショートもこれまたお似合いでさすがのポテンシャルです。
やっぱりショートはいいですよね。
というのも、スリランカではショートカットはあまり可愛くないと言われるんです。
おしゃれに敏感なスリランカ人
スリランカ人は、非常に見た目に気を遣います。
仕事に来ていくスーツはサイズがぴったりですし、髪の毛もしっかりセットされています。
鏡があれば何度も髪の毛を直します。
こんな暑い国であるにも関わらず、サラリーマンはしっかりシャツとスラックス、靴もしっかり革靴を履いて出勤です。
先生はというと、男性はシャツとスラックス、女性は伝統衣装のサリーを着ます。
暑いとか動きにくいとかそんなことは関係ありません。
仕事をする服装というのはこうだ!というものがあるみたいです。
だからきっと日本の先生の服装なんて、スリランカ人からしたらなんじゃありゃという感じでしょうね。
ショートヘアーにすると「もったいない!」
おしゃれに敏感であることは非常に良いことだと思いますが、それがよからぬ方向にも出てしまうんです。
駒ヶ根での語学訓練中、同期の女性が髪の毛をばっさり切ったときに語学の先生から
「えー!もったいない!!」
って言われていました。笑
この前日本に帰国された先輩隊員が、日本で髪の毛をばっさり切った写真をFacebookに載せていたら、
「えー!もったいない!!」
「ロングの方がよかったよー泣」
とバッシングの嵐でした。笑
女性が髪型を変えたら似合っていようが似合ってなかろうがとりあえず褒めるのが鉄の掟じゃないですか。
しかもロングからショートなんて大きなチャレンジをした女性に対してなんて、どんだけ顔が引きつってでも「似合ってるよ」と言うしかありません。
エピソードのお二人は本当にショート似合っていますからね。笑
というかもともとお顔がキレイだから。(ごますりすり)
おしゃれで見た目に気を遣うのはいいんですけど、それを他の人にも押し付けてしまうんですよね。
スリランカでは、ロングヘアーが美しく、ショートヘアーは美しくないとされています。
特に田舎ではこの傾向が強く、もうみんな同じ髪型です。笑
髪型だけではなく服装も
髪型はロングヘアーであるべき、という固定概念があるのですから、当然服装にもあるわけです。
基本的にサイズはジャストサイズのものでないといけません。
日本でよくある、ダボっと着るシャツとかワイドパンツとか全部アウトです。
スリランカでは「ダサい」という括りに入ります。
この傾向も特に田舎で強く、首都近くでは新しいファッションが取り入れられているなーと感じることもたまに。
ですので、基本的にはピタピタのパンツに綺麗めのシャツがスリランカ人鉄板のファッションです。
もう見飽きました。
美しいから外れると美しくない
スリランカでは、「美しいとはこうだ!」というものがしっかり決まっています。
私が今まで感じたものは、服装と髪型です。
もしかしたらメイクの仕方とか、体型とか、眉毛の形とかいろいろあるのかもしれませんが。
ですので、町中スキニータイプのパンツを履いたかきあげロングの女性がたくさんいます。
私の肌感では、(若い女性の)9割がこれに当てはまるんじゃないかと思います。
そしてこれに当てはまらないと美しくないんです。
美しいとはこうだ!というものに向けて努力する姿勢は素晴らしいと思います。
がしかし、もっと自由にそれぞれの感性のままファッションを楽しめる風になってもいいのになあと思います。
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