スリランカのゴミ山。
滞在182日目
先日、環境教育隊員の本多さんの活動見学に行ってきました。
今回の本多さんの活動は、ゴミ山の撮影が目的でした。
スリランカの子どもたちに、環境問題について知ってもらうためのものです。
いざ目の前にすると凄まじい大きさでした。
もちろん臭いもきついです。
このゴミ山は少し標高の高いところにあるので、ゴミ山からでた汚染水がそのまま下に流れて行き、一般家庭の生活用水に混じっちゃうという問題があるそうです。
それを止めようとJICAの事業も入っているそうです。
このゴミ山の横では、運ばれてきたゴミの分別作業やコンポスト作成などが行われています。
運ばれてきたゴミ袋を開け、プラごみと紙ゴミに分別しています。
かなりしんどい仕事ですよね。
リサイクルできそうなものはリサイクル、分別もできないどうしようもないものは、ゴミ山行きです。
こちらでは、コンポスト作成が行われています。
コンポストとは、有機物を微生物の働きで分解させて堆肥にする方法のこと、またはその堆肥のことです。
上の写真の、お兄さん達の左側のブロックが作り中のもの。
これが時間が経ったコンポスト。
確かに土に変わっている気がします。
だいたい2ヶ月で有機物が土に変わるようです。
そして回転するふるいにかけて、ゴミと使える堆肥に分けます。
下に土が溜まっていますね。
この土を袋に入れて売る前にもう一段階。
ここには、うんちが運ばれてくるみたいです。
昔の人は、人のうんちを畑の土に混ぜて、養分のある土を作っていたと聞いたことがありますね。
それが写真手前から奥に少しずつ流れていきます。
奥に行くにつれ、緑の葉がたくさん浮いていますよね。
奥に流れていくにつれ養分のみが残っていくからだそうです。
最後に、養分の含まれた水と、先ほどの土を混ぜて、十分に養分の含まれた土として売ることができるそうです。
活動見学した施設では、このようなことが行われていました。
最後に、ここで働いている人は、ほとんどがタミル人らしいです。
ここはシンハラ人が多く住む地域ですがなぜでしょう。
未だにシンハラ人とタミル人の間にカーストのような問題が存在するのでは?という話も聞いたことがあります。
そういう問題が潜んでいるのかもしれませんし、もちろんたまたまかもしれません。
ただここで働くお兄ちゃんたちは、すごい気さくないいお兄ちゃんでした!
あまりタミル人と関わる機会はなかったので、タミル人に対してすごい良い印象を受けました!
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