目の前でぼったくりが行われていたらあなたはどうする??
滞在506日目
こんにちは!原田です!(@hara_223)
下に住むおばちゃん「お酒なんて絶対飲んじゃダメよ!」
僕「大丈夫だよ、飲んだことないよ!」
スリランカの特に田舎ではお酒はよくないものとされています。
部屋にゴミ袋3袋くらい缶ビールのゴミが溜まっていますがどうしましょうね。笑
日本は飲む文化だなんて絶対言えません。
さあ本日は私が実際に遭遇した事例を見てみましょう。
大きく2つに意見が割れそうな事例です。
こういうのは学校で議論させると面白いのではないでしょうか。
目の前でぼったくりが行われていたら??
先日、スリランカの空港でコロンボ行きのタクシーを待っているとこんな場面に遭遇しました。
皆さんであればどうしますか?
一緒に考えてみましょう!
海外からの旅行者とタクシードライバーがお金の交渉をしています。
ある街まで2000円で行くことで乗車が決まったようです。
しかし、その街までは1000円くらいが相場であることを、長期滞在しているあなたは知っています。
あなたはどうしますか?
※交渉に割り込む上で言語の問題や何らかの危険があるなどは考えなくてよい。
※旅行者は全く知らない外国人。
※スリランカの平均給与は20000円。
2000円は高すぎるだろうと旅行者を助ける
相場の値段を知っているので、旅行者がそれより高い値段を請求されていたら助けてあげるというのは、ごく自然の考え方です。
海外旅行者の味方になれるというのは、長期で滞在している「あなた」の強みです。
その強みを活かして、「それは高くありませんか?」と勇気を持って交渉に割り込んでいったあなたは大変素晴らしいと思います。
何も言わない
2000円は相場より高いとはいえ、両者納得の上交渉が終了しているのであれば、特に声をかけなくてよいというのは、ごく自然の考え方です。
もしくはこんな考え方もあるかもしれません。
ドライバーは自分の生活を少しでも豊かにするため、少しでも多くのお金を稼ごうと努力しています。
つまり一生懸命仕事しています。
そんなドライバーのお仕事を邪魔したくないというのは、ごく自然の考え方です。
現地人の味方になれるというのは、長期で滞在している「あなた」の強みです。
その強みを活かして、その交渉に敢えて割り込まなかったあなたは大変素晴らしいと思います。
皆さんはどちらでしたか?
Twitterでアンケートをとりました。
139名の方にご回答いただき、以下のような結果になりました。
あなたはスリランカに1年3ヶ月住んでいます。
— 原田陽輔@スリランカで数学教師🇱🇰 (@hara_223) 2018年11月20日
海外からの旅行者とタクシードライバーがお金の交渉をしています。
ある街まで2000円で行くことで乗車が決まったようです。
しかし、その街までは1000円くらいが相場であることを、長期滞在しているあなたは知っています。
あなたはどうしますか??
割と2分されるいい事例な気がします。
私はどうしたかというと
何も言いませんでした。
ドライバーうまくやったなと思いながら見ていました。
「何も言わない」という選択が一般的な正解だとは思いません。
ただ、私の中では「何も言わない」という選択をするようにしています。
同じような場面に遭遇したことはありますが、旅行者が知り合いだとか何かしらない限り同じ選択をすると思います。
さあ、まとめていきましょう。
まずは誤解がないように、どちらでも正解です。
きっとあなたは自分の良心に従って行動を起こしたと思います。
そんなあなたの素晴らしい行動を「それは間違っている!!」なんてことは、誰にも言うことはできません。
しかし、例えば「ぼったくりは悪だ!」という単純な思考のもと、現地のドライバーを否定してしまうというのはどうも寂しいです。
もう1ステップ先にいってほしいんです。
先ほども書きましたが、ドライバーは一生懸命仕事をしています。
自分の生活を豊かにするために、お金のある旅行者から少しでも稼ごうと。
(もちろん法に触れるような犯罪はダメですよ。)
「ぼったくりは悪だ!」という単純な思考は、彼らの思いを「悪だ!」と決めつけていることになります。
私たちは、彼らの行動の背景にまで目を向け、理解しようとする必要があります。
現地人に寄り添うとは、そういうことです。
と、派遣されたばかりの自分に向けて書きました。
ちなみに私からぼったくろうとしてくるドライバーは全力で無視します。
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