株式会社すららネットさんの算数イベントに参加!!
滞在554日目
こんにちは!原田です!(@hara_223)
先日、株式会社すららネットさんが開催する算数イベント「Surala Festival」に参加してきました!
ここに至るまでの経緯と当日の様子について書いていきたいと思います。
株式会社すららネットとは
デジタル学習教材「すらら」の企画開発・販売を行なっている会社です。
また、JICAの中小企業海外展開支援事業の採択を受け、スリランカでe-Learning(情報機器を使った学習)による学習支援を行なっています。
スリランカの私立学校、塾にコンテンツとPCを導入し、事業を展開しています。
すららネットさんとの出会い
JICA中国の教師海外研修に同行し、すららネットさんの塾に訪問したことがきっかけです。
スリランカにおいて、日本の企業、特に教育の分野の企業が事業展開していることに強く興味を抱きました。
もともとe-Learningには興味があり、教育省でのミーティングでもe-Learningをトピックとして扱ったことがありました。
次回の教育省でのセミナーのときに、もっとe-Learningについて知りたいと言われたので、すららネットさんに連絡を取らせていただきました。
次回の教育省でのセミナーでは、トピックの1つであるe-Learningをすららネットさんが引き受けてくださいました。
お忙しいのに、本当にありがたいです。
一生懸命働くスリランカ人
現地語学研修でお世話になった先生もこちらで。
すららネットさんは、スリランカに現地会社を立ち上げ、そこで事業を展開しています。
ここで働くスリランカ人がとにかく素晴らしいんです!
こんな一生懸命働くスリランカ人は見たことがないと言っても過言ではないです。
担当の方は、今の状態にたどり着くまでとても大変だったとおっしゃっていましたが、その分素晴らしい人材が揃っています。
Surala Festivalの様子
家族連れでたくさんの方が来ていました!
Surala Festivalでは、普段の学習で学んだことを現実で使えるように工夫されており、様々なゲームが企画されていました。
長期休暇の講習に参加した塾の生徒には、講習時に学習した分だけポイントが付与されています。
そのポイントを使用して、ゲームに参加できます。
自分のポイントは、要はお金みたいなもの。
自分の持っているポイントで、この20ポイントのゲームを何回できて、あの15ポイントゲームは何回できて、といった具合に、自分で考えます。
当然、そこには算数を使う必要があります。
また各ゲームにも算数の活動があります。
例えば、ボウリング。
倒したピンを数える活動。
2回投げて倒したピンの合計を求める活動。
全てのゲームに算数の活動が取り入れられており、学習した内容を実際に使うことができるように工夫されていました。
協力隊員と民間企業が連携することの可能性
私たち協力隊員は、国の税金で派遣されています。
ですので、JICAは基本的に民間企業と連携することを好みません。
民間企業の営利目的の事業に、隊員が利用されることがあってはならないからです。
JICAの言い分にはもちろん賛成です。
その通りだと思います。
しかし、せっかく同じ国にいるもの同士、連携することは双方にとって意義のあることだと思います。
教育省でのセミナーでは、すららネットさんがe-Learningについて話します。
私が話すより、圧倒的にその方がいいです。
今回の算数イベントでは、隊員が10名ほど参加しました。
私たちが参加することで、スリランカ人の運営の手助けをできたと思います。
もちろん私たち隊員も学ぶことが多くありました。
協力隊員と民間企業が互いにWin-Winの関係で連携していくことは非常に大切です。
今後とも、すららネットさんとは関係をもちながら、互いにプラスとなる連携をさせていただきたいと思っています。
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