黒板復活プロジェクトの準備。
滞在299日目
先日の百マス計算プロジェクトに続き、プロジェクト第2弾です!
その名も黒板復活プロジェクト!
このプロジェクトでは、古くなってきた黒板の復活を目指しています。
今日はその準備をしていて、上の写真は使う道具です。
大家さんが一緒に買い物に行ってくれたので、使う道具は間違っていないはずです。
本当に大家さん優しい。
以下プロジェクトについてです。
プロジェクトの背景
古くなってきた黒板
巡回しているとこのような黒板をよく見ます。
個人的には、結構ひどいなと思うのですがみなさんいかがですか?
下の白くなっている部分にチョークで文字を書くと、文字がぎりぎり見えるくらいです。
決して見やすくはありません。
子どもたちには、もっと綺麗な黒板で勉強させてあげたいと感じています。
続々と導入される小さいホワイトボード
上に書いたように各学校で黒板が古くなってきています。
古くなってくるとどうするか。
ホワイトボードを導入するんです。
黒板が古くなってきたことに加え、ホワイトボードの方がチョークの粉が出ないので、先生たちは好きなようです。
しかし、ホワイトボードは高いので購入できるのは小さいもの。
マーカーもチョークより高いです。
やはり小さいホワイトボードよりは、大きい黒板でしっかり板書したほうが、生徒の理解を促すことができます。
せっかく大きい黒板があるのに、使われなくなってしまうのはもったいないです。
プロジェクトの目的
各学校の黒板をきれいにすること。
プロジェクトの進め方
チョークボードペイントの活用
今回使用する塗料は、ターナー色彩株式会社さんの
「チョークボードペイント」
先日こういう記事を見つけました。
現在、兵庫県から派遣される青年海外協力隊に対して、任国で役立てて欲しいとチョークボードペイントが配られているようです。
実際に使用している方の記事がこちら。
エチオピアで、黒板“緑化”計画が完了! | 2016年度 | トピックス | JICA関西 - JICA
エチオピアの先生、生徒からは良い反応が出ているようです。
私もぜひ使ってみたいと思い、兵庫県出身の同期隊員に相談し、彼女は使う予定がないということで譲り受けました。
モデル校で試しに使ってみる
私が譲り受けたチョークボードペイントは170mlのものを1つ。
これで黒板1つを塗れるみたいです。
モデル校で1つ試しにやってみて、学校の先生、カウンターパートたちと話し合い、導入していくか検討したいと思います。
必要ない、安いスリランカのもので十分となれば、そこでこのプロジェクトがおしまいです。笑
おしまいというか、チョークボードペイントを使用せず、スリランカの塗料を使って進めていくことになりそうです。
私も使ったことがないので、どのようになるか全く分かりません。
しかし、ただのペンキではなく黒板仕様なので、間違いなくこちらの方がいいとは思うので、いい反応が出るといいのですが。
各学校へ紹介
モデル校で使って見た結果が良かった場合、他の学校にも紹介したいと思っています。
しかし、チョークボードペイントを購入する予算をJICAが出すわけにはいきません。
JICAがいいよって仮に言ったとしても、私が嫌です。
チョークボードペイント購入のつなぎ役は私がやりますが、お金はしっかり出してもらいます。
そこが一番難しいところであり、私の営業の手腕次第ですね。
営業なんてやったことありませんが。笑
期待される効果
見やすい黒板の復活
塗り直すことで間違いなく文字が見えやすくなるはずです。
文字が見える見えないの部分で、生徒にはストレスを感じてほしくありません。
板書改善プロジェクトが進めやすくなる
2学期中にやりたいプロジェクト3つうち最後のプロジェクトが、板書改善プロジェクトです。
今までやろうとしていたことと同じで、板書の仕方を改善しようというプロジェクトです。
アンパーラの黒板、ホワイトボードの写真を見てもらったらわかるように、あの古さやサイズでは、なかなか板書改善が難しい部分がありました。
しかし、黒板がきれいになって隅から隅まで使えるようになれば、板書改善の指導もやりやすくなるのではないかと思っています。
ホワイトボードでなく、チョークボードペイントの購入
黒板が古くなってきてホワイトボードを購入しようかなと考えている学校に、チョークボードペイントを紹介して、購入してもらえるのが理想です。
チョークボードペイント(170ml:黒板1枚)は、800円で購入できます。
スリランカのホワイトボードの値段をまだきちんと調べていないのですが、800円よりは高いはずです。
せっかく大きい黒板があるので、それを積極的に活用してほしいですね。
おわりに
黒板復活プロジェクトは、他のプロジェクトと違ってハード面の支援です。
ハード面の支援は、黒板がきれいになったなどのように成果が見えやすいですが、その分慎重にならなければならないと思っています。
必要だからと言って何でもかんでもあげていたら、協力隊からなら何でももらえると思わせてしまいます。
しっかり学校の先生、カウンターパートたちと話し合いを進めて、アンパーラの学校にとって一番良い方法をとるようにしたいと思います。
うまくいきますように。
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