新卒にだってできることはある!

青年海外協力隊(2017-1)の数学教育隊員としてスリランカへ!

黒板復活プロジェクトの準備。

滞在299日目

先日の百マス計算プロジェクトに続き、プロジェクト第2弾です!

その名も黒板復活プロジェクト!

このプロジェクトでは、古くなってきた黒板の復活を目指しています。

今日はその準備をしていて、上の写真は使う道具です。

大家さんが一緒に買い物に行ってくれたので、使う道具は間違っていないはずです。

本当に大家さん優しい。

以下プロジェクトについてです。

プロジェクトの背景

古くなってきた黒板

巡回しているとこのような黒板をよく見ます。

個人的には、結構ひどいなと思うのですがみなさんいかがですか?

下の白くなっている部分にチョークで文字を書くと、文字がぎりぎり見えるくらいです。

決して見やすくはありません。

子どもたちには、もっと綺麗な黒板で勉強させてあげたいと感じています。

続々と導入される小さいホワイトボード

上に書いたように各学校で黒板が古くなってきています。

古くなってくるとどうするか。

ホワイトボードを導入するんです。

黒板が古くなってきたことに加え、ホワイトボードの方がチョークの粉が出ないので、先生たちは好きなようです。

しかし、ホワイトボードは高いので購入できるのは小さいもの。

マーカーもチョークより高いです。

やはり小さいホワイトボードよりは、大きい黒板でしっかり板書したほうが、生徒の理解を促すことができます。

せっかく大きい黒板があるのに、使われなくなってしまうのはもったいないです。

プロジェクトの目的

各学校の黒板をきれいにすること。

プロジェクトの進め方

チョークボードペイントの活用

今回使用する塗料は、ターナー色彩株式会社さんの

チョークボードペイント

先日こういう記事を見つけました。

https://www.jica.go.jp/publication/mundi/1804/ku57pq000027i0zn-att/17.pdf

現在、兵庫県から派遣される青年海外協力隊に対して、任国で役立てて欲しいとチョークボードペイントが配られているようです。

実際に使用している方の記事がこちら。

エチオピアで、黒板“緑化”計画が完了! | 2016年度 | トピックス | JICA関西 - JICA

エチオピアの先生、生徒からは良い反応が出ているようです。

私もぜひ使ってみたいと思い、兵庫県出身の同期隊員に相談し、彼女は使う予定がないということで譲り受けました。

モデル校で試しに使ってみる

私が譲り受けたチョークボードペイントは170mlのものを1つ。

これで黒板1つを塗れるみたいです。

モデル校で1つ試しにやってみて、学校の先生、カウンターパートたちと話し合い、導入していくか検討したいと思います。

必要ない、安いスリランカのもので十分となれば、そこでこのプロジェクトがおしまいです。笑

おしまいというか、チョークボードペイントを使用せず、スリランカの塗料を使って進めていくことになりそうです。

私も使ったことがないので、どのようになるか全く分かりません。

しかし、ただのペンキではなく黒板仕様なので、間違いなくこちらの方がいいとは思うので、いい反応が出るといいのですが。

各学校へ紹介

モデル校で使って見た結果が良かった場合、他の学校にも紹介したいと思っています。

しかし、チョークボードペイントを購入する予算をJICAが出すわけにはいきません。

JICAがいいよって仮に言ったとしても、私が嫌です。

チョークボードペイント購入のつなぎ役は私がやりますが、お金はしっかり出してもらいます。

そこが一番難しいところであり、私の営業の手腕次第ですね。

営業なんてやったことありませんが。笑

期待される効果

見やすい黒板の復活

塗り直すことで間違いなく文字が見えやすくなるはずです。

文字が見える見えないの部分で、生徒にはストレスを感じてほしくありません。

板書改善プロジェクトが進めやすくなる

2学期中にやりたいプロジェクト3つうち最後のプロジェクトが、板書改善プロジェクトです。

今までやろうとしていたことと同じで、板書の仕方を改善しようというプロジェクトです。

アンパーラの黒板、ホワイトボードの写真を見てもらったらわかるように、あの古さやサイズでは、なかなか板書改善が難しい部分がありました。

しかし、黒板がきれいになって隅から隅まで使えるようになれば、板書改善の指導もやりやすくなるのではないかと思っています。

ホワイトボードでなく、チョークボードペイントの購入

黒板が古くなってきてホワイトボードを購入しようかなと考えている学校に、チョークボードペイントを紹介して、購入してもらえるのが理想です。

チョークボードペイント(170ml:黒板1枚)は、800円で購入できます。

スリランカのホワイトボードの値段をまだきちんと調べていないのですが、800円よりは高いはずです。

せっかく大きい黒板があるので、それを積極的に活用してほしいですね。

おわりに

黒板復活プロジェクトは、他のプロジェクトと違ってハード面の支援です。

ハード面の支援は、黒板がきれいになったなどのように成果が見えやすいですが、その分慎重にならなければならないと思っています。

必要だからと言って何でもかんでもあげていたら、協力隊からなら何でももらえると思わせてしまいます。

しっかり学校の先生、カウンターパートたちと話し合いを進めて、アンパーラの学校にとって一番良い方法をとるようにしたいと思います。

うまくいきますように。

 

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